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社長のなんでも日誌

仕事に追われる日々ですが、心に留めておきたい、そんな言葉を綴っていきます。

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建築業

 とうとう桜も散ってしまいました。今年の桜はいつも以上に咲き誇って
いたように感じました。そのさまは、あたかも冬の寒さで封じ込められた樹の勢いが
春の訪れで一気に解放されたようでありました。
 春の訪れといえば、昨年からのアベノミクスの政策によって、建築業にも
春が訪れたように思っている人も多いと思います。日銀による量的緩和に続いて
自民党が得意とする公共工事が解禁され、加えて、オリンピックまで決定した
のですから、長い間減り続ける仕事に苦境に陥っていたゼネコンをはじめと
した建築関連の会社にとっては、突然の雪解けに大喜びといった状況であろう
ということなのですが、事はそう簡単でないようです。
 建築業界にとって、突然仕事が増えることは、必ずしもプラスにならない
のです。現在は、長く冷遇されてきた建築行政のおかげで、業界の供給能力
が落ちている状況です。すなわち、職人が集まらない、資格者があつまらない
ということです。業界では、今こうした職人と資格者の獲得競争が発生
しています。勢い賃金も上昇します。
 こうした事態は、弊社のような高齢者住宅を安価で供給しようとする
会社にも大きな影響を与えています。消費税が上がって建築費に転嫁
せざるを得ない状況に加えて、今の建築費の高騰がこれから大きく影響
してくると思っています。弊社の例でみると、特に首都圏での建築費が
すでに大きな影響を受けています。これから、高齢化が最も心配され、
最も高齢者住宅が必要とされる首都圏エリアでの、安価な高齢者住宅
の建築が、難しくなってきているのを感じています。
 マンションなどの建築費の上昇分は、最終消費者に比較的順調に転嫁
されるでしょう。しかし、高齢者住宅の入居費用は、介護保険の支給額
によって決まってきてしまうため、簡単には、価格に転嫁できないのです。
今後、介護保険の支給額が大きくあがることは、考えられないでしょうから、
われわれの仕事は、高騰する建築費によって大きく制限される可能性が
あるのです。
 業界の人手不足を解消するために政府は、外国人の受け入れを積極的に
受け入れる方針だと言っています。いかにもその場しのぎといった印象を
ぬぐえません。外国人を受け入れるなら、介護の現場も含めてもっと
長いスパンで、計画的に考えるべきでしょう。足りないときだけ来てもらって
いらなくなれば、帰ってもらえばいいという政策では、優秀な外国人
労働者が定着するはずもありません。
 アベノミクス下での、建築政策は、供給力という隘路制限によって、十分に
機能していないと思います。その影響は、弊社のような福祉政策をサポート
するような建築会社にも大きな影響を与えているのです。
政治は公共工事を、蛇口を開け閉めするように、あまりにも大きく変化させる
べきではないと思います。現場の職人も、外国人労働者も現場で養成する
には、時間がかかる{人」なのです。単なる生産に必要な一要素ではないのです。
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  1. 2014/04/14(月) 11:20:25|
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